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新潟県立小出病院のホームページへようこそ.
新潟県魚沼地域は全国でも最も医師数の少ない地域のひとつで、地域医療を守るため、地域の保健医療機関は堅固な連携体制を構築しなければなりません.小出病院は魚沼地域の中核病院として、医療機関同士の連携はもとより、保健行政との連携、福祉介護との連携、さらには住民との相互理解を進めることにより地域内連携を推進していく所存です.
現在、魚沼地域の医療完結度を上げるために、高度救急医療施設の新設と地域医療基盤の整備を柱とする医療再編成計画が進行しています.2015年には当院の高度医療機能を魚沼基幹病院(仮称)へ引き継ぎ、また当院が果たしているかかりつけ医機能(プライマリケア・慢性疾患管理機能・看取りなど)は魚沼市立の新病院に移行します.当院はこれら2015年の魚沼の新しい医療のインキュベータとなる役割があるため、2015年までの当院のビジョンを「魚沼みらい病院―魚沼の新しい医療を育てる病院―」としました.また市民との相互理解を推進し、市民自身が医療を支える力になってもらうために、地域医療再生基金事業である「地域医療魚沼学校―住民こそ医療資源である―」の拠点としても活動してまいります.2015年の魚沼の地域医療が健全で安心できるようになるために、限られた資源を将来につなげる役割を果たしたいと思います.今後とも関係諸機関・地域の皆様のご支援ご協力をお願いいたします.
さて、2011年は東日本大震災や大洪水など自然災害により日本社会が激変した年であり、その一方で人とヒトの絆を再確認した年でもありました.新潟県は2004年の中越震災そして2007年の中越沖地震の際の全国各地から支援を受けたことから、今回の大震災に際しては「今回こそ恩返しの番だ」との意識を多くの県民が抱いたことです.新潟県は全国で最多の避難者を受け入れ、魚沼市も多くの避難者を受け入れ、また小出病院も新潟大学の斡旋で三人の患者さんを受け入れました.また新潟県医師会および新潟県の要請により、小出病院は3月19日から3回にわたり医療支援チームを派遣しました.7月の水害では地域の水系にも大きな被害があり、職員のなかにも被災者になった方もいました.過去の被災者として、現在の支援者として、現在の被災者として、わたしたちもやはり「絆」を強く感じた一年でした.
わたしたち医療に携わる人間にとって、普段の業務がすなわち住民の健康回復や健康維持のための支援活動です.健康を取り戻すための努力をしている方々の支援の立場で働くわたしたちが、その技術をできるだけ高く保ち、新たな取り組みを続けることが、わたしたちが地域で果たす役割だと考えています.このホームページにはそのような思いが込められています.多くの方々にこのHPをご覧いただき、小出病院そして魚沼の医療活動についての理解の一助としていただければ幸いです.
2012年 小出病院長 布施克也
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